良い屋根とは、瓦の色や形を選ぶことだけではありません。屋根の構造自体を湿気や結露から守ることも重要です。湿度の高い日本では、近年屋根の結露が深刻な問題になっています。野地面換気を採用することにより、湿気や結露を防ぎ、屋根全体の寿命を高めることができます。ラファージュ ルーフィングでは、ヨーロッパのほとんどの国で標準となっているこの野地面換気システムを、長年の技術と経験を基に日本の気候に合わせてご提供します。

野地面換気のメリット
1.屋根構造や部構成部品の寿命をのばす
野地面換気はルーフィングや屋根下地構造を激しい温度変化や、湿気にさらされないよう守ります。この温度変化と湿気は屋根の寿命を決定づける要因となります。温度変化や湿気を受ける影響を少なくすることによって、屋根の寿命を飛躍的に延ばすことができます。

2.野地面の熱量を押さえて省エネを実現
野地面換気の原則を適用すると、瓦の下の熱気はエアフローチャネルを通して棟から排出されます。この空気の流れは小屋裏にまで浸透した熱を弱め、結果として屋根の下の温度を下げることができます。
これにより、居室の空調費用を減らすことができます。

3.屋根や小屋裏にたまった湿気を逃し、結露を防ぐ
建築中には野地板に湿気が入り込むことがあるので、それを外へ逃がすことが必要です。そうしなければ、染み込んだ水分が野地板を腐らせたり、カビが発生し、屋根を全面的に改修しなければならなくなります

野地面換気に必要な部品